ジャコウアゲハを通したまちづくりに取り組まれる団体や個人の皆さまによるジャコウアゲハサミットが開催されるにあたり、心からお祝い申し上げます。
姫路市は、平成元年にジャコウアゲハを「市蝶」として制定し、今年で35年目を迎えます。ジャコウアゲハはこの間、市民の皆さまに身近な存在として愛され、市内各地において地域づくりのシンボルとして飼育・活用され、今では全国に誇る本市の象徴として認知されたと感じています。
本市といたしましても、平成25年から、小学校3年生にジャコウアゲハの飼育や観察を通じ生物の多様性を体感してもらう取組を展開し、現在では7割以上の小学校の児童に生命への感動を味わっていただくことができ、より身近に感じていただける存在になったと思います。
また、「おもてなし」の一つとして、姫路駅北駅前広場の「キャッスルガーデン」では、ジャコウアゲハが舞う空間づくりに取り組み、観光客のみなさまに楽しんでいただいております。
これらの事業は、市民、市民活動団体、事業所などの皆さまのご賛同と、ご協力によって提供できるも のであり、まちづくりに関わる活動の中でジャコウアゲハに対する温かい思いを広げてこられた皆さまのご貢献に敬意を表します。市蝶ジャコウアゲハが紡ぐ人と自然の共生の輪は、市民の心を豊かにし、地域活性化へと導いてくれるものであり、本市における活気に満ち溢れたこの活動が、ジャコウアゲハサミットを通じて全国に発信され、さらなる波及につながり、大いなる実りをもたらすことを、心から祈念いたします。
令和5年1月 姫路市長 清元 秀泰
日時 令和５年３月18日 （土）13：30～15：00
場所 あいめっせホール
姫路市本町68番地290 イーグレひめじ 3階
■ 基調講演 ジャコウアゲハから生物多様性上田 倫範 氏（元姫路科学館 館長）
■ 作品展示 第９回「蝶のいる風景」写真コンテスト作品展示
グランプリ 準グランプリ 審査員特別賞 他
■ 活動発表 姫路市立 白鷺小中学校の取り組み 白鷺小中学校のみなさん
ＮＰＯ法人夢前川を美しくする会
■ ｱﾄﾗｸｼｮﾝ 腹話術 やない あつ子 氏 F-1腹話術グランプリ主催
■ 情報交換会 ウマノスズクサ栽培方法他 質疑応答など